top of page
Ari's Clay
粘土は生きもの
地球の大地と生物が何万年かけて作り出した粘土。人類がやきものを作り始め、長い歴史を経て窯業が盛んになった産地では、研究を重ね粘土を精製し、より洗練された粘土を製造販売する原料店があります。私は笠間や神奈川、関東エリアで粘土を買い付けており、沢山の種類の中から私にとって使いやすいものを数種類選択しています。毎回ほぼ決まった粘土を購入しますが、少しずつ成分が変化しているので常に扱いに気を配ります。
粘土は生きもので、限りある資源です。
粘土の性質
・適度な水分量で形を自由に作ることができ、乾燥すると固まる。
・乾燥の段階、焼成の段階で収縮する。
・高温で焼成すると強く焼き固まる。
Ari's Clay
数種類の土を使い、作るものに合わせてブレンドします。粘土に含まれている原料、成分により、色々な違いが現れます。
・収縮率の違い
・可塑性の違い
・釉薬を掛けた場合の色合いや、風合い、貫入の入り方の違い
(貫入 --- 施釉(せゆう)陶磁器の釉面に現れたひび割れ)
・Firingした後の色合いの違い
More→ Firing
赤土(鉄分が多い)
細目
粗目
白土(鉄分が少ない)
例)
bottom of page