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4.つくる方法
手びねり
粘土を紐状に伸ばして積み上げていく方法。自由な形、大きな作品をつくることができる。
紐状の粘土を1段積み、指で押しながら繋げていく。板でたたき、指でつなぎ目を馴染ませる。また紐粘土を積んでいく。
ある程度の完成形に合わせて紐を積み、指と板で押さえながら形を作っていく。乾燥しないように気を付ける。
粘土を付け足し、削り、ディテールを作り上げていく。常に粘土の湿気状態に気を配る。
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ろくろ
回転する力を利用して作る方法。同じものを早く多くつくることができる。
菊練りした粘土をろくろに付け、土殺しする。(粘土の中心を出す作業)
成形し中心をコテで締める。トンボを当て、サイズを確認する。口をなめし革で締める。しっぴきで切り、板に乗せる。削りに合う硬さになるように土の状態を管理する。
湿台(シッタ)にかぶせて底を削る。
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*それぞれの写真は違う器の工程のものです。
タタラ
粘土を板状にしてつくる方法。皿や陶板を作る。
粘土の両脇にタタラ板を重ね、タタラ板を1組づつ外しながら切り糸でスライスしていく。スライスした粘土を一枚づつ並べ、ゆっくりと均一に湿気を取り、成形できる硬さになるように面倒をみる。
タタラ板を使った成形。主に小皿など。
スライスした粘土板の両面にコテを当てて締める。型紙に合わせて粘土を切り、指を使って押さえながら成形する。石膏型に乗せる場合は、しっかりたたく。手板に乗せ、ゆっくりと均一に乾くように気を配る。数度、指やヘラで締める。
セラローラーを使った成形。陶板や大皿など。
粘土の塊をしっかりたたいて、やや厚めにローラーにかける。ローラーの厚みを下げて、数度ローラーにかける。均一にゆっくり湿気を取り、成形できる硬さになるように面倒をみる。
型紙に合わせて切る。縁はよく締める。
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